ビジネスマンのための「問題解決活動」研修の中でリビング・バリューを行いました。

リビング・バリューは、いろいろな研修プログラムに組み入れることが出来ます。毎年、問題解決研修の中にも組み込まれて実施されています。

問題解決スキルの重要性が認識されるようになって久しいですが、スキル面が強調されすぎて、思考の基本スキルとして誰もが身につけ、磨いていくものであるとの認識は、欧米に比較して低いようです。そんな時、リビングバリューがとても役立ちます。

【参加者の感想】
Aさん
「傾聴スキルも学修しましたし、マネジャーの基本姿勢として常に問題に対して前向きに取り組むスタイルの重要性も知っていましたが、メンタル面の重要性を改めて再認識しました。リビングバリューは、自己のメンタル面を見直す、良い機会になりました。」

下図は、その時に説明に使ったものです。

スキルは大切ですが、スキルだけだと小手先のスキルに終わってしまいます。心の底からそう思っていないのに、「問題は必ず解決できる!」と口で言っただけでは、マネージャーの姿勢、スタイルとしては、本心で言ってはいないと、簡単に見透かされてしまうでしょう。
スキルもスタイルも大切ですが、それらの土台としてのメンタル面が大切です。
ところで、このメンタル面ですが、誰でも突然、簡単に不安定な状態に置かれてしまうことがあります。「人生には上り坂と下り坂と魔坂がある」といわれますが、魔坂で、それまで安定していた家庭生活、健康が損なわれることが誰に起こってもおかしくないことは、ちょっと自分の周囲を見回せばわかることでしょう。
自信が揺らぎ、ネガティブ思考のとらわれて抜け出せない。そんなことがないように、自分自身の内面のパワーに気がつき、いつでも取り戻せるようになること、メンタルタフネスが重要で、これがあってこそ、スキルもスタイルも生かせます。